厚さ250μ ( 0.25mm ) の 薄くて、柔軟性に富んで、しかも 丈夫な ※ PETフィルム をケーブル銘板のベース材に採用することで、 銘板のあり方を変えて、銘板調達のストレス軽減をはかりました。 ケーブル銘板として要求される仕様を満足した上で、 テプラで 現場でも作れる作成方法を紹介。

テプラ用PETベース板に テプラ銘板文字テープ貼付		テプラ印字面を保護する 透明保護フィルム重ね貼付		保護フィルムのとじ代を裏折り タラコケーブル銘板の完成

※ PETフィルム
　　 * PET樹脂 （ポリエチレンテレフタレート） を原料とする高分子フィルム
　　 * PET樹脂 は、飲料容器ペットボトル、衣料品フリースの原料として、お馴染みの汎用プラスチック原料
　　 * タラコケーブル銘板のベース材は、PET樹脂 の 延伸フィルム のカテゴリに分類される PETフィルム
　　 * 汎用フィルムの中では、耐熱性・機械的強度に加え、耐薬品性・寸法安定性等のバランスに優れる
　　 * 常用温度範囲　-70℃〜150℃　　熱変形温度（ 融点 ） 230℃〜250℃

* 「テプラ」は 株式会社キングジム の登録商標です。

テプラ18・24・36mmテープに適応

タラコケーブル銘板のテプラ用PETベース板は、 「 テプラ 」PROテープカートリッジのテープ幅 18mm ・ 24mm ・ 36mm の各サイズ用毎 ３機種をラインナップ。 ケーブル銘板をケーブルに取付ける ４ｹ所の貫通穴は、適応テプラのテープ幅の外側に 其々配置してあるので、テープの位置決めが 容易で、貼付作業が 楽々スムース！ 現場でも作れるというわけが、ここにあります。

テプラ保護フィルム （※ PETフィルム） を テープ印字面に重ね貼りすることで、 銘板文字の 色落ち ・ 損傷防止 と 耐水 ・ 耐油保護 の強化を果たすと共に、 保護フィルムのとじ代を裏折りして、ケーブル銘板裏側で貼付けることで、 テプラ文字テープの 剥離防止 を果たします。

透明保護フィルムの とじ代部を残して貼付ける		残っているとじ代部を 銘板裏側に倒して裏貼りする		裏から見た タラコケーブル銘板完成品

タラコケーブル銘板は、 PETフィルムのベース板と透明フィルムで、印字テープをはさむ ３層ラミネート構造。 PETフィルムだから、耐水性 ・ 耐熱性 ・ 機械的強度 に優れるので、ケーブルが設置できる環境であれば、取付ける場所を選びません。

ハンドホール内 ケーブル銘板装着例 ズームアップ画像

テプラテープで作るケーブル銘板作成手順の紹介