『 でこパッチンシート 』 （ 銘作くん印字専用透明フィルムシート ） への印刷は、何故、レーザープリンタなのかと申しますと、インクジェットプリンタと比較して、「耐候性」の点で、勝れていると言うことが、その理由でございます。

インクジェットプリンタの場合、染料インキ 又は 顔料インキを、印刷対象に吹付けて、塗布する印刷方法ですが、レーザープリンタの場合、トナー粉 （ 粉体 ） を 印刷対象 （ 『 でこパッチンシート 』 ） に、熱と圧力を加えて、焼付け常着させる印刷方法なので、耐水性、耐光性等々の面で、インクジェット用フィルムシートより、格段に耐候性の向上が認められる為、現状 『 でこパッチンシート 』 は、レーザープリンタ専用の仕様となっております。

コピー機、カラーコピー機に関しましても、レーザープリンタと同じ、トナー粉を熱と圧力を加えて、焼付け蒸着させる印刷方法が、一般的と思われますので、 『 でこパッチンシート 』 への印刷に関しまして、問題はございません。

尚、インクジェットプリンタも、耐水性、耐光性に優れた顔料インク系の機種の普及が、かなり一般化してきており、わたくし共も真摯に現状を認識し、現在、インクジェット用の 『 でこパッチンシート 』 の一部開発と耐候性評価の検討段階には入っております。
詳細は、是非、お気軽にお問合せ下さい。

尚、最後に、レーザープリンタは、印刷の速乾性が特徴であり、インクジェットの場合、印刷後しばらくは、乾燥の手間が発生致します。
また、フィルムシートの印刷表面が、インクジェットの場合、インクを逃さず囲い込む必要から、ベタベタとした表面仕上げとならざるを得ず、指紋等がつきやすいという取扱いの上で、若干の難点が認められます。